2016/8/26
19日、宮崎市田代町の路上で指定暴力団六代目山口組系石井一家傘下井根組本田真一組員が暴行され死傷した事件で、宮崎県警は、発生当時殺害された本田真一組員と一緒にいた知人2人に暴行したとして、25日新たに指定暴力団神戸山口組系池田組傘下志龍会二代目誠龍会会長 齋藤信也容疑者と龍克会会長 田中克明容疑者を集団的暴行の疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、宮崎市に本部を置く指定暴力団神戸山口組系池田組傘下志龍会幹部で、傘下の組織の二代目誠龍会会長、齋藤信也容疑者(37)と龍克会会長 田中克明容疑者(38)で、齋藤容疑者らは8月19日未明、宮崎市田代町の路上で県内に住む30代と40代の男性2人に対し、顔面や胸をこぶしで殴るなど数人で暴行を加えた集団的暴行の疑い。
この事件では、指定暴力団六代目山口組系石井一家傘下井根組の組員、本田真一さんが死亡しており、警察は殺人事件として現場から逃走した複数の組員の行方を追っていたところ25日午後、2人が相次いで宮崎北警察署に出頭し逮捕された。
逮捕者はこれで4人となったが、事件に関与した暴力団組員は他にも複数いるとみられ、警察は逃走している組員の行方を追うとともに、齋藤容疑者らが殺人にも関与しているとみて捜査する方針。