2016/10/31
神戸の子どもたちに笑顔が戻った。
指定暴力団六代目山口組の組員らが、ハロウィンに合わせ、31日17時頃から1時間に渡り、お菓子を配った。
昨年のハロウィンは離脱騒動で、毎年恒例のハロウィンの催しは中止となり、近隣の子どもたちのは寂しい思いをしていたが、山口組総本部には、「来年は必ず開催致しますので楽しみにしていてください」と貼り出されていた。
今年に入り、神戸山口組との抗争は沈静化するどころか死者まで出ており、開催は絶望的とみられていた。しかし、場所を変え、近隣の神社において山口組の組員らにより、子どもたちにお菓子を配り、山口組は有言実行をすると暗に示した格好だ。
総本部前で「神社でお菓子を配ってるよ」と子供に声を掛けられたという事案も発生しており、住民の中には不必要に緊張しているものもいる。
Trick or treat!「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」と組員らは脅しをかけられてもにこやかに普段見せない微笑みで対応していただろう。