2017/6/28
福岡市で約7億5千万円分の金塊が盗まれた事件で逮捕・起訴された男に対し「金塊を盗んだことで暴力団が怒っている」と言いがかりをつけて現金500万円を脅し取ったとして、愛知県警察は指定暴力団六代目山口組系弘道会傘下稲葉地一家幹部を恐喝の疑いで逮捕し、金塊の事件を主導したとされ、起訴されている野口和樹被告を28日にも再逮捕する方針。
去年7月、福岡市の博多駅前でおよそ7億5000万円分の金塊が盗まれた事件で、いずれも愛知県の野口和樹被告、ら7人が窃盗罪で起訴されている。
この事件の5か月後の去年12月、名古屋市に拠点を置く指定暴力団六代目山口組系弘道会傘下稲葉地一家幹部組員が、起訴された7人のうちの40歳の男に対し「金塊を盗んだことで九州のヤクザが怒っている」などと言いがかりをつけ、名古屋市で現金500万円を脅し取った恐喝の疑い。
愛知県警は稲葉地一家本部の家宅捜索を行うとともに、恐喝に関わった疑いが強まったとして起訴されている野口和樹被告を再逮捕する方針。