お菓子をきっかけに任侠道へ防止 県暴力団排除条例の改正案【山口組ハロウィン】

2020/7/9

兵庫県警は9日までに、青少年が暴力団に加入するきっかけを防ぐために、暴力団組員が18歳未満に金品を渡すことなどを禁じ、兵庫県公安委員会が組代表者に再発防止命令を出すことが可能になる暴力団排除条例の改正案を9月の県議会定例会に提出する方針を固めた。

改正案では組員による金品供与のほか、18歳未満を組事務所に出入りさせることや、支配下に置く目的で連絡することも禁止できる。

県公安委は、禁止行為をした組員への中止命令に加え、組代表者にも再発防止命令を出せ、命令に違反すれば、6月以下の懲役または50万円以下の罰金を科すことができる。

改正の背景には、特定抗争指定暴力団六代目山口組が近年、ハロウィーンに合わせて総本部敷地内で、地元の子どもや親子に菓子を配ってきた。

2018年には住民ら約千人が参加し、交流を持っていたが、このお菓子配りをきっかけに山口組への印象が和らぎ、「お菓子をくれる優しいおじさん達」という子どもたちが増え、「僕もいつかはやまぐちぐみのおじさんたちのようになるんだ」と考える児童が増加することを防ぐ狙い。