2016/9/24
プロ野球読売ジャイアンツの選手らによる野球賭博事件で、警視庁組織犯罪対策4課は24日、指定暴力団六代目山口組系矢嶋組傘下岡本会幹部、三宅雅剛容疑者ら男3人を、賭博開張図利容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、2014年に開催されたプロ野球と高校野球の試合を対象にした賭博を開いて客から手数料を取った賭博開帳図利の疑い。
ほかに逮捕されたのはいずれも元組員で、溶接工の酒井良昌容疑者(37)と、住所不定の派遣作業員、福岡勝美容疑者で、三宅容疑者は容疑を一部否認し、ほかの2人は認めている。
巨人の福田聡志が発端となった賭博事件では、笠原将生と松本竜也が関与しており、賭博開張図利ほう助と常習賭博の罪に問われた元選手の笠原将生(しょうき)被告(25)に対し、検察側は5日、東京地裁(細谷泰暢裁判官)の公判で懲役1年2月を求刑している。