2016/6/22
福岡県警暴力団犯罪捜査課と飯塚署は22日、電気代を少なく表示するように機器に不正な工作をしたとして、指定暴力団四代目太州会傘下組織幹部の男(37)を、偽計業務妨害容疑で逮捕した。
幹部は昨年8月ごろ、電力会社が自宅に設置している電力量計を不正に工作し、実際に使った電力量よりも少ない電力量を表示するように改造。電力会社の正当な電力料金の計算徴収業務を妨害した疑い。
これは、変圧器を利用したもので、200Vの電気料金が100Vよりも安い事を利用するもの。200Vの電気を家庭用家電製品で利用できるように100Vに変換するという方法で、もちろん違法だが、変圧器自体を販売することは違法ではなく、あくまでも使用している個人に責任がかかるので注意が必要だ。
これを節電器と称し、販売する業者があるが、実際には200Vの基本料金は100Vよりも割高で、基本料金を相殺するほど使わず、割高になるケースが多くある。