12日午前10時半ごろ、甲府市中小河原1にある山梨侠友会事務所事務所近くに手榴弾が置いてあるとして、組員が警察に通報、現場周辺の道路を約4時間にわたって通行止めにしたうえで、爆発物処理班が回収した。
縦8cm、横5cmほどの金属製の手榴弾が組事務所横の道路を挟んだペットショップ裏の植え込みに、安全装置であるピンが外された状態で置かれていた。
２０１２年から指定暴力団稲川会傘下山梨一家と分裂した山梨俠友会の抗争による発砲事件が相次いでおり、去年12月にはこの暴力団の幹部が乗った車が何者かに銃撃されている。
警察は、対立する暴力団が犯行に及んだ可能性があるとみて関連を調べている。
