2016/9/8
今年7月、名古屋市中区のマンションで指定暴力団神戸山口組系山健組傘下健仁会の斉木竜生元幹部 本名:崔龍志(63)が拳銃で撃たれて殺害された事件で、愛知県警中署捜査本部は指定暴力団六代目山口組系弘道会傘稲葉地一家高村会若頭 片倉竜理容疑者(47)横山正美容疑者(65)三井樹容疑者(44)を再逮捕した。
事件では、幹部の知人の横山正美容疑者が入室後、間もなく指定暴力団六代目山口組系弘道会傘下稲葉地一家高村会若頭の片倉竜理容疑者ら2人が押し入り犯行に至った。
横山容疑者が実行犯の片倉容疑者らを現場に案内し、押し入った直後に拳銃を発砲、斉木竜生元幹部は逃げられずに至近距離から撃たれたとみられる。銃弾は頭や胸辺りなどの急所に命中し、一部は体を貫通していた。
警察は、事件後、現場の部屋にあった携帯電話を盗んだ窃盗の疑いで、横山容疑者を逮捕し、片倉容疑者と三井容疑者を逃走に盗難車を使った窃盗の疑いで逮捕していた。
調べに対して、横山容疑者は「自分は殺していない」と容疑を否認し、ほかの2人は黙秘している。