2020/7/10
指定暴力団神戸山口組の中核団体である山健組内の複数傘下組織が離脱を表明した。
離脱の中心となったのは山健組でも中核団体である健竜会で、同会は滋賀県内で会合を開き、その席で神戸山口組からの離脱を表明した。
六代目山口組との抗争で勾留されている中田浩司五代目山健組組長と井上邦雄神戸山口組組長との確執が決定的になったのが離脱の原因と見られている。
時を同じくして、神戸山口組から離脱した絆會が解散を公表する見込みで、奇しくも両団体の離脱理由は井上組長への不信だ。
両組織が合流する可能性は不透明だが、少なからず否定できない。
井上組長の出身母体である山健組が離脱する事で、神戸山口組において井上組長の求心力は低下すると見られ、他の傘下組織の大量離脱も否定できない。