2016/2/10
東大阪市下六万寺町3のワンル-ムマンション一室で、38口径の改造回転式拳銃1丁と実弾9発を所持していたとして、銃刀法違反(加重所持)容疑で神戸山口組系組幹部、杉田貴志容疑者ら男4人を銃刀法違反の疑いで逮捕した。
大阪府警捜査4課によると、昨年8月の山口組の分裂以降、杉田容疑者が知人名義の賃貸マンションに拳銃を隠しているとして、杉田容疑者を立ち会わせて室内を調べ、紙袋とポリ袋に包まれた拳銃などをタンスの中で発見した。
拳銃は実弾が6発込められた状態でポリ袋に入れられてタンスの中で保管されており、同じ袋には実弾3発も入っていた。同課は、山口組分裂に伴う抗争に備えて武器を準備していた可能性があるとみている。
マンションは山健組の傘下組織が使用しているとみられ、府警は昨年11月、この部屋に出入りしていた山健組系元組長、広瀬元則容疑者の部下だった山健組系幹部の男を逮捕。その後の捜査で、男と携帯電話で頻繁に連絡をとり合っており、マンション内から指紋が見つかった広瀬容疑者らの関与が浮上した。