【一道会火炎瓶事件】山健組幹部 小島慎也被告に懲役3年判決

一道会火炎瓶事件判決
ヤクザニュース
2016/9/21

指定暴力団六代目山口組の二次団体一道会本部事務所に火炎瓶が投げ込まれた事件で、逮捕・起訴されていた神戸山口組傘下山健組組幹部 小島慎也被告(小島会会長)に対し、福岡地裁は21日、懲役3年(求刑・懲役3年6月)の判決を言い渡した。

一道会火炎瓶事件判決

判決理由を中田幹人裁判官は、「事件は住宅街の一角で起きており、危険性が高い。動機は暴力団特有のもので酌むべき事情はない」と非難するとともに、「被告が火炎瓶を使うことを共犯者に告げるなど主導的役割を果たした」と指摘した。

昨年秋ごろ、小島会組員らが、福岡県朝倉市にある一道会の関係する事務所前でたむろしているところ、小競り合いになった。

「シマを荒らされた」と考えた一道会側とのトラブルが激しくなり昨年10月末、朝倉市のファミリーレストランに話し合うため両組織から数十人が集まったが、口論になり話し合いは決裂した。

小島被告らはその後も同市の飲食店を訪れるなどしていた。1月9日も飲食店を訪れたところ、店外にいた小島被告の運転手が午前2時ごろ突然、一道会の組員2人にビール瓶などで殴られ、この事件に立腹した小島被告が起こしたのが火炎瓶事件とされる。

山口組三代目
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