2017/6/21
京都府警は、今年1月、会津小鉄会の分裂騒動の際に自分が次期会長に指名されたという文書を偽造し関係先にFAXで送ったとして、自称七代目会津小鉄会心誠会の会長、原田昇容疑者を私文書偽造罪、同行使罪の疑いで逮捕した。
会津小鉄会は原田容疑者らの六代目山口組側と近く、神戸山口組側の組員と乱闘事件も起こしており、警察は文書の偽造に関わった疑いで他にも山口組の組員ら数人を逮捕した。
警察が暴力団の所謂「状」に対して犯罪を認定することは前代未聞で、実際に被害者となっている馬場美次前会長だが、馬場会長が被害届を警察に提出することは考えにくい。
仮に裁判となった場合、馬場元会長が証人として出廷する事になるだろうが、それも難しく、公判維持ができない可能性が高い。