今月11日、秋田市内の路上で暴力団の組員同士が互いに胸ぐらをつかむなどしたとして、暴力団幹部ら9人が13日、暴力行為法違反の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは、指定暴力団山口組系弘道会傘下金田組の幹部 後藤浩二容疑者47歳ら4人と、山口組から離脱した神戸山口組系山健組傘下兼昭会の会長 島田潔希容疑者44歳ら5人の合わせて9人。
今月11日の午後10時ごろ、秋田市大町の路上で、みかじめ料の集め方や互いの勢力範囲を巡って、お互いに胸ぐらや腕をつかむなど暴行を加えた疑いがもたれている。9人のうち7人は「トラブルがあったことは事実。」などと話している。
山口組分裂後、秋田県内で組員どうしによる衝突や逮捕は今回が初めて。警察では引き続き、事務所周辺や繁華街などで警戒を強化するとしている。