【群雄割拠時代】植野雄仁兼一会長絶縁で抗争激化不可避か

2018/2/13

2月11日、指定暴力団神戸山口組系四代目山健組で統括委員長を務める傘下二代目兼一会植野雄仁会長が突然、山健組から絶縁処分された。

事の発端は今月7日、神戸山口組系岡川賢二太田興業副組長が、深夜酔った状態で四代目山健組傘下二代目兼一会本部事務所に訪れたことに発する。

兼一会の縄張りにおいて、太田興業がシノギを兼一会の承認を得ずにしていたことに対し、兼一会側から不満が出ていた。この県に関し岡川賢二太田興業副組長が、兼一会本部事務所に乗り込んだところ、それまで席を共にしていた任侠山口組傘下土倉太郎土倉組組長が仲裁したが、その後岡川副組長が再度事務所に乗り込みトラブルが起きる。

懸念した土倉相談役が再度仲裁を試みるも、太田興業関係者と間違われ暴行を受けた。

山健組執行部は事態の修復を図ろうとしたが、処分を求める兼一会サイドと処分しないとする太田興業サイドとの間で折り合いがつかず、植野会長が「納得がいかない」と反発し、執行部会議にも欠席するという反抗的な態度を見せたため、山健組執行部は即絶縁処分を下した。

絶縁処分を受けた植野会長率いる兼一会山健組内でも有力組織で、反織田絆誠派として知られ、織田氏が離脱し任侠山口組を結成した後、最前線に立つ形で新設された統括委員長に就任するほどの実力者で、神戸山口組の直参昇格も間近と目されていたが、それが山健組内部での軋轢を生み、反感があった可能性がある。

兼一会は勢力が大きく、一本独鈷でも十分に通用する組織と見られ、これまでの対立的姿勢から任侠山口組に加入するとは考え辛く、今後の兼一会の動向次第では更に抗争の火種が起こる群雄割拠時代に入る可能性がある。