【津川組】金城正福こと金正福容疑者を韓国で拘束

ヤクザニュース
2016/7/19

北九州市八幡西区のビルの所有権を脅し取ろうとしたとして、特定危険指定暴力団五代目工藤会の実質トップ、木村博らが逮捕・起訴された事件で、福岡県警は29日、
工藤会系組幹部で韓国籍の金城正福(きんじょう・まさふく)容疑者(42)=本名・金正福=をICPOを通じ、韓国釜山市内で潜伏しているところを発見し、身柄を拘束した。

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昨年7月2日と8月22日、工藤会実質トップの木村博容疑者(61)ら3人と共謀し、福岡県の男性に対し「ビルは工藤会のもの」と脅し、男性の親族が北九州市八幡西区に所有する4階建てビルを取得しようとした。このビルは津川組が使用しており、オーナーの男性が事故死した後、相続した親族に対して恐喝行為を行っていた。

このビルは、木村被告の裁判で、返還する事が合意されている。

福岡県警は2015年1月に、恐喝未遂、暴力団対策法(暴力的要求行為の禁止)違反容疑で全国に指名手配するとともに、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配していた。

拘束時、金容疑者がロシア製拳銃「トカレフTT-33」1丁と実弾所持と実弾を所持しており、更に覚醒剤約1Kgも見つかった。

トカレフ

韓国警察の調べで、2015年1月26日に韓国へ入国した金正福容疑者は、日本にいる麻薬販売業者から「中国から入ってきたメタンフェタミンを日本へ送れば、販売代金の20%を渡す」という提案を受け、国際運送業に従事する男からメタンフェタミン薬1キロを渡され、自身の潜伏先に保管してきたことが確認された。

金正福容疑者は、工藤会系末松組の組員を吸収した津川組が、末松組の末松克二美組長が事故死し、残した遺産や建物を使用。

末松組長の遺族が福岡県警に脅迫および恐喝未遂容疑で通報し、国外逃亡を図った。

山口組三代目
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