2016/11/17
大阪府警は16日、指定暴力団六代目山口組系司興業組長の森健次容疑者(通称:森健司)と保険代理店代表、植村敏幸容疑者ら3人を背任の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、逮捕容疑は2014年12月、植村容疑者が暴力団との契約を拒否する条項に背いて森容疑者の自動車の損害保険を契約し、昨年7月、森容疑者側に損害保険金約60万円を振り込ませ、保険会社に損害を与えたとしている。
自動車損害保険は暴力団関係者との契約をしない傾向があるが、暴力団員が事故を起こし、損害賠償金を支払わず、被害者が医療費、賠償金を受け取れないケースが頻発している。
自動車事故での治療は健康保険が適応されないため、実費で全て支払わなくてはならないが、これが原因で被害者側に多額の負担がかかる場合がある。