2017/5/10
10日夕、千葉県警松戸署近くの国道6号で、オートバイに乗った何者かが走行中の中村豪箱屋一家組長が乗るワゴン車に向けて複数回発砲し、車内にいた40代ぐらいの男性1人が肩を撃たれ病院に搬送された。
車は都内から柏市方面へ走行していたが、銃撃後、松戸市内の病院へ向かった。18時25分ごろ、病院の職員が「男の人が『撃たれた』と言って病院に来ている」と110番通報した。
ワゴン車左側の窓ガラスなどには複数の銃痕が残っていた。
中村豪箱屋一家組長は2016年1月、上部団体だった指定暴力団五代目稲川会から神戸山口組とのつきあいを理由に破門処分を受けていたが、松戸市に留まり活動を継続、稲川会とトラブルがあった。
稲川会は、この箱屋一家が縄張りとする松戸地区を新たに稲川会傘下七熊一家に任せると通達を出し緊迫していた。
その他にも、
警察は付近の道路を封鎖し、逃げた人物を追うとともに、殺人未遂などの疑いで捜査本部を設置し、犯人の特定を急いでいる。
暴力団同士の抗争の可能性を視野に捜査する方針。