【みかじめ料】弘道会会長 竹内照明、高山組若頭 石原道明両容疑者を逮捕

ヤクザニュース

2017/9/11

愛知県警捜査4課は11日、指定暴力団六代目山口組弘道会会長の竹内照明、傘下高山組若頭で、矢嶋総業会長の石原道明の両容疑者ら数人を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。

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逮捕容疑は、竹内・石原両容疑者は他の組員と共謀して同条例が暴力団排除特別区域に指定する名古屋市中区錦3丁目の風俗店の実質経営者ら2人から、3回にわたってあいさつ料として現金計58万円を受け取った疑い。その他に逮捕されたのは、伊藤直記 健心会会長、小川明広 二代目谷誠組組長。

 

みかじめ料返還訴訟

2017年3月には、元飲食店経営の女性がみかじめ料の要求を民法上の不法行為と認定し、篠田組長が「下部組織の構成員を指揮監督し、上納金を受け取っている」とし、名古屋地裁(加島滋人裁判長)は、連帯して1878万円の支払いを命じる判決を言い渡している。

みかじめ料は「あいさつ料」などとも呼ばれ、暴力団の資金源の一つだが、暴力団対策法は支払いの要求を禁じ、要求行為に公安委員会が中止命令を出せる。

また、都道府県レベルの暴力団排除条例では、支払った側も処罰の対象とされている。

民事での使用者責任が認められたことで、刑事事件としての使用者責任が問われれるかが今後の焦点となりそうだ。

山口組三代目
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