【どの口が言うか】愛知県警加藤達也本部長が方針

 

2018/4/13

愛知県警管轄内の各署長や本部の所属長ら約150人が出席し、平成30年度に取り組むべき課題を共有する会議が12日、名古屋市中区の県警本部で開かれた。

会議の中で加藤達也本部長は最重要課題として暴力団の壊滅と交通死亡事故・犯罪派の抑止を挙げ、暴力団犯罪を暴いて県内を本拠とする指定暴力団六代目山口組弘道会に打撃を与えることを求めたが、度重なる愛知県警と弘道会の癒着問題について発言は無かった。

愛知県警と弘道会の癒着問題

2013年9月、弘道会に近い風俗業者に捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反などの罪で起訴されている元愛知県警捜査一課警部の倉木勝典被告は、「警察内はまだ暴力団関係者と癒着している人間が多数いるのに、なぜ私だけなのか」などと反論しており、倉木被告の事件に関連しては、同会関係者が「警察などカネで買える」と話していたことが法廷で証言されるなど波紋を呼んでいる。

2017年には、福岡市で約7億5000万円分の金塊が盗まれた事件で、実行犯の野口直樹・容疑者らに、電話で捜査情報を漏らしていたと福岡県警が携帯電話の通信傍受で把握され問題となった。

この愛知県警のモラルの低下と捜査能力の低さが全国警察官の士気低下に繋がる可能性が高く、県民をはじめ、全国民から警察に対しての信頼が揺らいでいることに対して、まるで他人事のように弁明も謝罪もなかった。

 

愛知県警は捜査能力・警察官のモラルの低さを自覚し、できもしない暴力団排除を唱える前に自らを鑑みることから始めるべきだろう。