稲川会とスリムクラブ沖縄出身者関与の可能性

2019/6/28

吉本興業が所属するお笑い芸人の所謂「闇営業」が続々と発覚し、雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ1号2号の田村亮が特殊詐欺グループのパーティーに出演した事が発覚、無期限謹慎処分に追い込まれているが、更に今度は稲川会傘下組織の会合にスリムクラブの2人が闇営業をしたとしてこの二人も無期限謹慎処分に追い込まれた。

闇営業と吉本興業

稲川会とスリムクラブ

入江事件を発端とする吉本興業闇営業芸人大量謹慎処分は、特殊詐欺グループのパーティーにおいて、カラテカの入江慎也を中心に多数の芸人が出席していた。

発覚当初は「相手がどの様なグループか知らなかった」として弁解しており、実際にグループの組成が発覚し問題となった。

当初は、「闇営業」事態にスポットを当てた単なるスキャンダルとしてであって、あくまでも吉本興業と芸人との間のことで、社会的にはそれほど影響は無いと考えられていたのも事実であり、弁解の余地は多少なりともあるだろう。

数々のTV番組で、芸人達が闇営業についてネタにしているところを見ると、会社として黙認している部分もあったと考えても仕方が無い。

 

スリムクラブの闇営業は性質が違う

吉本興業は更にスリムクラブの真栄田賢と内間政成を無期限活動禁止処分としたが、これは前述した宮迫などの芸人とは性質が違う。

スリムクラブの二人は、川崎に拠点を置く、3年前、指定暴力団稲川会山川一家傘下内堀組幹部の誕生日会に出席、飲食店関係者の会合と弁明していが、会場は山川一家幹部をはじめ、多くのその筋の来場者で埋め尽くされていた。

暴力団のパーティーに出演・出席したという事は、他の芸人が使う「一般人のパーティーだと思った」という言い逃れが出来ないのも事実だろう。

ヤクザが最も重要とするメンツ

ヤクザ社会ではメンツが最も重要で、メンツを立てるためだったら何でもする。

極心連合会の相談役である元プロボクサーの渡辺二郎が大相撲春場所において、砂かぶりの席についていた事が問題になった。

以前から大相撲の砂かぶりの席はヤクザには違う意味で活用されていた。

刑務所で見られる番組は基本的にNHKで、大相撲も見ることができる。そこに身内のヤクザがいれば他の受刑者であるヤクザ連中に対し見栄を張れる。

「うちの相談役がテレビに出ている」

こう刑務所内で言えるだけでも他の受刑者に対して、一目置かれるというわけだ。

なぜスリムクラブだったのか?川崎という土地柄にその秘密が

では、この誕生日会でなぜスリムクラブというランク的にそれほど高くない芸人を選んだのか、これには山川一家が縄張りとする川崎という土地柄がある。

神奈川には戦後沖縄からの出稼ぎ労働者が住む場所として有名で、現在でも横浜市鶴見区や川崎には沖縄人が住み沖縄料理店も多く見られる。

その中にはアシバーと呼ばれる沖縄ヤクザも多く、侠客として稲川会と関係を深く保ち、実際に山川一家・傘下組織に沖縄出身者が多く在籍している。

そして沖縄出身者は郷土愛が非常に強く、団結力も高い為、沖縄出身の芸人で現在最も成功しているスリムクラブを選んだのだろう。

パーティーに沖縄出身のスリムクラブを選んだのは沖縄出身の関係者が関与していると考えるのが妥当だろう。

 

悪質なのは写真を流出させた稲川会関係者

今回の一連の事件は週刊誌のスクープだが、週刊誌の記者が潜入して写真を撮影したわけではないという事は分かるだろう。

その場にいた来場者が写真を週刊誌に流し発覚したわけだが、詐欺グループのチンピラが小銭を稼ぎのために写真を持ち込み発覚したのは容易に想像がつく。

しかし、スリムクラブが参加した誕生日会は現役のヤクザ組織の主催で、詐欺グループのそれとはわけが違う。

現役ヤクザかその関係者が写真を流出させた可能性は大いに考えられるが、もしそうだとしたら、稲川会は「小銭のためなら写真を売る組織」「情報統制もできない組織」とレッテルを貼られたのと同じことで、信用を一切失うことになりかねない。

スリムクラブの脇の甘さを指摘する声があるのはもちろんだが、芸能に多少なりとも関わってきた歴史のあるヤクザ組織であれば、やって良いことと悪いことの判断力を持っていなければならないのは当然だ。

スリムクラブの二人は芸能界へ復帰の可能性は低いと見られているが、写真を流出させた者に厳罰を下すのが、義理を重んじる組織に必要ではないだろうか。