2016/2/23
事前に申し合わせてケンカをしたとして、決闘の疑いで大津市の指定暴力団会津小鉄会系組員 中川勉容疑者(42)ら2人と、京都市西京区の無職谷次栄一郎容疑者(44)が京都府警下鴨署に逮捕された。
逮捕容疑は知人のトラブルの仲裁をしようとした谷次容疑者に、中川容疑者が「ぶち殺したろか」「1人で来い」などと決闘を挑み、ステゴロのタイマンを挑んだ疑い。
2014年10月3日午後1時40分ごろ、京都市左京区の路上で3人が素手で殴り合い。谷次容疑者は顔に3カ月の重傷を負った。
決闘罪は「仇討ちは罪ではない」という江戸時代の風潮を覆すために明治に作られたが、この罪状で立件される事は殆ど無い。
ほぼ忘れ去られた法律と言って良いのだが、暴力団や暴走族を摘発する口実に用いられることが多い。