2017/7/15
千葉県警は15日、松戸市のアパートに銃弾が撃ち込まれる事件が相次いだ事件で、指定暴力団稲川会系田中一家の暴力団関係者の渡辺吉正容疑者(50)と、松本龍也容疑者(52)を銃刀法違反(加重所持)と建造物損壊の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、2人は共謀し、6月30日朝、松戸市緑ケ丘2丁目315グリーンパーク大沼と松戸市五香西2丁目20-10ベルピア五香の玄関ドアに拳銃を発砲し、玄関ドアを壊すなどした建造物損壊の疑い。
この事件では、松戸市を本拠とする箱屋一家(稲川会を絶縁)関係者の住居を狙い銃撃されており、中村豪箱屋一家組長が乗るワゴン車も大型スクーターに乗った犯人に銃撃されている。
箱屋一家は稲川会と所謂縄張りをめぐるトラブルが起きており、事件当初から稲川会関係者の犯行と見られていた。
渡辺、松本両容疑者は指定暴力団稲川会系の暴力団関係者とみられ、千葉県警は関係先として群馬県太田市の田中一家本部と熊谷市の関連先施設などを家宅捜索した。