2017/11/3
徳島県警徳島東署は2日、徳島市沖浜東1丁目の喫茶店の店内で徳島市の56歳の指定暴力団六代目山口組系心腹会組員の右足太ももをリボルバー式の拳銃で撃ったとして、指定暴力団六代目山口組系秋良連合会傘下小田興業組員、森弘樹容疑者を殺人未遂容疑で逮捕した。
逮捕容疑
逮捕容疑は、森容疑者と被害男性組員は2日午後3時前、徳島市沖浜東1丁目の喫茶店、CAFE CASUAL USAの店内で女性関係を巡る話し合いをしていたところ、突然森容疑者が拳銃を発砲、男性の右太ももを貫通し店内の木製椅子の脚にめり込んだ。
警察の調べに対し森容疑者は「殺すつもりで撃った」と供述しており、警察は、殺人未遂事件として取り調べている。店内には容疑者と被害男性以外に客と従業員計8人がいたが、他にけが人はいなかった。
森容疑者は犯行から約20分後、現場から約9キロ離れた徳島市川内町加賀須野の国道で捜査員に職務質問された際、持っていた携帯電話を折って壊し、乗っていた乗用車の外に捨てており、証拠隠滅を図った可能性があるとして県警は携帯電話を回収して通話履歴などを調べている。
現場には徳島文理大学(偏差値35)の近くにあり、一時周囲は騒然とした。