2016/12/10
詐欺罪に問われた指定暴力団六代目会津小鉄会会長、馬場美次被告の判決公判が9日、京都地裁で開かれ、石井寛裁判官は懲役1年(求刑懲役2年)を言い渡した。
裁判は馬場被告が妹と共謀し昨年3~4月、自身が使用する目的を隠し、妹名義の2つの口座開設を申し込み、銀行から通帳とキャッシュカードをだまし取ったとされるもの。
石井裁判官は判決理由で「組員で自己名義の口座を開設できず犯行に及んだもので、酌むべき事情はない。以前に同種事案で有罪判決を受けており厳しい非難に値する」と指摘、懲役1年を言い渡した。